2009年01月29日

おすすめミステリー「葉桜の季節に君を想うということ」歌野 晶午 (著)

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。
そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。

あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

2003年に発表した『葉桜の季節に君を想うということ』で、第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞。


タイトル買いした人のことはともかく、ミステリ史上に残る傑作であることは間違いない。
これほど騙された作品は、しばらくなかった。
トリックといい、テーマといい、こんなんありかよ、と叫びたくなってしまう。
 
ともかく、先入観なしに読んで欲しい一冊だ。


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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)






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おすすめホラー「魍魎の匣」京極 夏彦 (著)

「魍魎の匣」(もうりょうのハコ)。京極ワールドだ!

箱を祀る奇妙な霊能者。
箱詰めにされた少女達の四肢。
そして巨大な箱型の建物――

箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。

探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。
果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?

日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。

本作のみでも十分に楽しめますが、前作を読んだほうが、関係者のつながりがより深くわかって、お勧めです。

ここでもやはり飛ばし読みは厳禁です。
話についていけなくなります。
しかし、きちんと読んだ人には優しいです。

猟奇性の強い作品なので、バラバラなどに抵抗のある人にはお勧めできないかもしれないですが、物語としては秀逸で大変読み応えがある内容なので、興味のある人は是非♪


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魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫)






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おすすめホラー「生首に聞いてみろ」法月 綸太郎 (著)

人間ドラマとしても退屈することがなく一気に読了してしまいました。

ゾクゾクッと背筋が寒くなるシーンも用意されておりますし、 本格ミステリ好きにはたまらない作品だと思います。

物語は地味だ。
事件は淡々とすすみ唐突に終息を迎える。
息づまるサスペンスも残酷な描写もない。
けれど、探偵がパズルを組み立てたとき、僕たちは想像もしなかった絵を見せられる。
それまで思い描いていた世界が名探偵の導きで一変するのだ。


導き出されるのは事件の構造だけではない。
おぞましい犯人の悪意と、それにおどらされた被害者たちの悲劇。

僕たちはトリックだけではなく、物語のホントウの意味を知るのだ。


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生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)





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おすすめホラー小説「背の眼」道尾 秀介 (著)

児童失踪事件が続く白峠村で、作家の道尾が聞いた霊の声。
彼は恐怖に駆られ、霊現象探求所を営む真備のもとを訪れる。
そこで目にしたのは、被写体の背中に人間の眼が写り込む、同村周辺で撮影された4枚の心霊写真だった。
しかも、彼ら全員が撮影後数日以内に自殺したという。
これは単なる偶然か?

第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。


ホラー作家道尾は、観光で訪れた福島県の田舎、白峠村で不気味な声を聞き、恐怖のあまり東京へ逃げ帰る。
この周辺で4人の児童連続失踪事件が発生しており、最初の子供が殺害されて、頭部だけが発見されていたのだ。
あの声はそのことに関係している・・・。

一方、道尾が相談に訪れた、大学時代の友人『霊現象探求所』の真備(まきび)の元には、白峠村周辺で写真を撮った、職業・年齢・時期もまったく別々で、まったく関連性のない4人の別々の被写体の背中にふたつの目が写っている写真と、被写体の人物たちが皆自殺しているといったファイルがあった。


ホラー色が強いが、実際は、探偵役もワトスン役もしっかりと配されており、伏線も巧みで、最後に、ある一定のレベルのロジックによって謎が解明されるスタイルをとっており、科学的には解明できない超常現象を程よく組み込ませた本格ミステリーといったほうがいいかもしれない。


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おすすめミステリー「片眼の猿」道尾 秀介 (著)

俺は私立探偵。
ちょっとした特技のため、この業界では有名人だ。
その秘密は追々分かってくるだろうが、「音」に関することだ、とだけ言っておこう。

今はある産業スパイについての仕事をしている。
地味だが報酬が破格なのだ。
楽勝な仕事だったはずが―。

気付けば俺は、とんでもない現場を「目撃」してしまっていた。


話の冒頭では一見、非現実的な話と思うかも知れない。
その手の話が苦手な人は冒頭で敬遠してしまうかも知れないが、最後まで読む忍耐があればかなり良質の読後感を得られる。

多少ご都合主義的な部分もあるが、なかなか読ませる秀作である。
カードの話も最後まで読めば謎が解けるので、途中で止まらないで読み切る事をお勧めする。


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