2011年01月04日

★このミステリーがすごい(2007年)第2位 おすすめのミステリー小説『制服捜査』佐々木 譲(著)

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おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『制服捜査』佐々木 譲(著)だ。



●このミステリーがすごい(2007年)
     ↓
第2位『制服捜査』佐々木 譲(著)



札幌の刑事だった川久保篤は、道警不祥事を受けた大異動により、志茂別駐在所に単身赴任してきた。

十勝平野に所在する農村。

ここでは重大犯罪など起きない、はずだった。

だが、町の荒廃を宿す幾つかの事案に関わり、それが偽りであることを実感する。

やがて、川久保は、十三年前、夏祭の夜に起きた少女失踪事件に、足を踏み入れてゆく―。

警察小説に新たな地平を拓いた連作集。



●佐々木 譲

1950(昭和25)年、北海道生れ。
札幌月寒高校卒。本田技研勤務を経てフリーに。
’79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。
’90(平成2)年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。
2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞する


警察モノを書かせたら、1、2位の佐々木 譲。

タイトルが全てです。

もうひとつ、評価があまり落ちないことも良作の証ですね。

電車の中で読み出した第1話「逸脱」で引き込まれ、家で読み出した第2話「遺恨」から第4話「感知器」まで読んだ所で入浴時間。

浴槽の中で第5話「仮装祭」を読み切ってしまいました。

130ページ浴槽一気読みでへとへとになりましたが、途中で止められない罪な小説です^^;。

作者が得意とする北海道警察を舞台としたミステリーで、5編からなる短編集。

北海道の農村の駐在所に勤務する主人公。

一見、平穏な町で起きるいくつかの事件。

それぞれの事件が最後の事件に結びついていく。

ミステリーの完成度は非常に高く、短編それぞれのつながりが巧みです。

短編ひとつを読んだら、必ず次の短編を読んでしまいます。

そして、結局最後まで読んでしまいました。


時間つぶしに短編をひとつずつ読むつもりではなく、1冊続けて読む覚悟で読んでください!


個人的には一番ミステリー色の薄い第3話「割れガラス」が好み。

どんなにささやかに見える人にもそれぞれの想いがあり、どんなにささやかに見える職にもそれぞれの想いがある。

こういうどっしりとした人情味のある話は、テレビでは絶滅しましたし、ネットでもほとんど見かけないような気がします。

繰り返しますが本当に「良作」です。

あなたが頂点至上主義でないかぎり、読んで絶対に損はしません。


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ラベル:佐々木 譲
posted by ホーライ at 05:07| Comment(8) | TrackBack(0) | 2007年ベストミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月03日

★このミステリーがすごい(2007年)第1位 おすすめのミステリー小説『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)

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●このミステリーがすごい(2007年)
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第1位『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明(著)

●日本推理作家協会賞を受賞



タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。

彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。

学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。

限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。



●平山 夢明

1961年、神奈川県生まれ。
’96年、『SINKER―沈むもの』で小説家としてデビュー。
2006年には、「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会賞を受賞。
同作を表題作とした短編集が「このミステリーがすごい!」2007年版で第1位に輝くなど、高い評価を得た。
数多くの連載を抱えながら、映画を始め、他メディアへも活躍の場を拡げている。



「メルカトル図法」って、覚えていますか?

小学校で習った「地図の形態の一種」ですね。


特異な題名以上に、読者に新鮮な驚きを与える衝撃的な短編集。

9つの短編を収めているのだが、一作毎に趣向が凝らされ、様々な形で恐怖と戦慄を与えてくれる。

ただし、読者を選ぶことは間違いない。


無垢な少年少女が、過酷な現実に直面する事によって自らも"優しさ"を喪失し、人間としての一線を越えてしまう話。

一見、単なるスプラッター・ホラーに見せかけた巧緻な構成を持つ作品。近未来の統制社会を舞台にしたSF風の作品ながら、捻りを凝らして人間の持つ"優しさと酷薄さ"を対比させた作品。

「羊たちの沈黙」のパロディの様な体裁ながら、これも捻りを凝らした作品。

更に、「地獄の黙示録」のパロディめいた内容を、初期の筒井のドタバタSF風に描いてみせた作品。

「地図」を物語の語り手にして、その持ち主の所業を徐々に明かして行く作品等々。

多様な作風とストーリー・テリングの巧みさに驚かされる。


全体として、ある一線を越えてしまった人々の狂気・喪失感を巧みに描いている感じがする。

越えるキッカケは、家庭環境、食欲、肉体的暴力、強迫観念、金銭欲、フトした原因で犯した最初の殺人等。


作品毎に文体を完全に変えているのも特徴的。

ワザとたどたどしく書いてあるもの、緊迫感に溢れた筆致のもの、静謐感が漂うもの、サンバのリズムが似合うもの。

そして、本作の特徴とも言える極度に醜悪な描写。

これは本当にリアルに描いてあり、読む方によっては生理的嫌悪感を覚えるかも知れないと心配される程。

これまで作者の作品を読んでいなかった事が悔やまれる、そんな秀逸な短編集。


チャレンジしてみますか?



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ラベル:平山夢明
posted by ホーライ at 15:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 2007年ベストミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

★2008年「このミステリーがすごい」第9位:『夕陽はかえる』霞 流一(著

霞 流一おすすめミステリー小説、お奨めの霞 流一のミステリー小説。霞 流一の名作ミステリーの面白い作品。

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2008年「このミステリーがすごい」第9位。



こんなミステリを待っていた!

不可能犯罪(ロックトルーム)×非情活劇(タランティーノ)×謀略(エスピオナージュ)

殺し屋が繰り広げる殺し合いの修羅場で殺人事件。

殺し屋の探偵が、殺し屋殺しの謎を巡り、殺し屋の容疑者を追及!

任侠推理か、マカロニ本格、それともパズル・ノワール?!

プロの暗殺組織〈影ジェンシー〉で実務を手掛ける〈影ジェント〉の一人、〈カエル〉が不可能状況で殺された。

明らかに同業者の手口。

同僚の瀬見塚は、〈カエル〉の遺族の依頼で真相を追う。

だが、〈カエル〉の後釜を狙う〈影ジェント〉たちが瀬見塚に刃を向け、彼らの怪奇を尽くした決闘の応酬は〈東京戦争〉と呼ばれるほどに発展していく。

殺し屋による殺し屋殺しと推理の行方は?

背徳のSin本格誕生!


殺し屋がころしあっている最中に「殺人事件」が発生するという、まさに「ぶっとび」なストーリーなのだが、そんな「細かい」ことを気にしなくていいよ、というぐらい話はテンポよく進んでいく。

以前、僕は「殺しを請け負う警察官」という設定の「殺す警官」を読んだことがああり、とても面白かった。(この世の中、なんでもありだ。)

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話は『夕陽はかえる』にかえるが、設定が少し変わっていても、それを違和感と感じさせないのは、作家の腕前だろう。

とりあえず、面白いミステリーを読みたい時には、こんな設定のミステリーである『夕陽はかえる』をご一読することをおすすめします。

殺し屋が探偵になると、そうか、こんな調べてかたをするんだね、と妙に感心したりする。

異常と言えば異常だと言えるだけに、それだけファンタジーなエンターテイメントとして、ご堪能ください。



Ryuichi Kasumi

1959年生まれ。
東宝勤務を経て、94年に横溝正史賞佳作入選の『おなじ墓のムジナ』でデビュー。
『スティームタイガーの死走』(2001)は『このミステリーがすごい!』4位に、『デッド・ロブスター』(2002)は12位にランクイン。
動物の見立てと、クイーンばりのロジックが融合した、スラップスティック味の濃い本格ミステリという、他に類を見ない作風で、独自の地位を築いている。

著者ホームページ
「霞流一探偵小説事務所」
http://www.kurenaimon.com/



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ラベル:霞流一
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2011年01月02日

★2008年「このミステリーがすごい」第1位:『警官の血』佐々木 譲(著)

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おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『警官の血』佐々木 譲(著)だ。


2008年「このミステリーがすごい」第1位。

「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第3位


佐々木 譲

1950(昭和25)年、北海道生れ。
札幌月寒高校卒。
本田技研勤務を経てフリーに。

’79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。

’90(平成2)年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。

2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞



昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。

人情味溢れる駐在だった。

だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。

その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。

だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。

大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。

三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。



戦後間もない東京であっさり警察官に採用された初代安城清二。

彼はふたつの未解決事件、つまり昭和23年、上野公園の不忍池で殺された若い男娼の事件と、28年の谷中のまだ少年の国鉄職員殺人事件に何か共通するものを感じ、独自に調査をしていた。

しかし、32年、自らが勤務する駐在所に隣接する天王寺の五重塔が炎上した夜、持ち場を離れて跨線橋から転落し、轢死した。

清二が謎の死をとげるまでの第一部から、その息子である民雄もまた警察官となるものの、公安部から北大の過激派グループへの潜入を命じられ、赤軍派による大菩薩峠事件にかかわった後、精神を病んで、父と同じ駐在所勤務となり、父の死の真相に肉薄しながら殉職する第二部、そして民雄の息子の和也もまた、安城家で三代目の警察官となる第三部へと続く。

それぞれの部では、一家三代それぞれの読み応え充分の独立した数々の事件・エピソードも語られるが、縦軸となるのは清二の死の謎と、彼が追いかけたふたつの未解決事件なのである。

三代60年の歳月をかけて、和也が辿りついた祖父と父の死に隠されていた衝撃的な事情とは・・・。


本書は、初代の死をめぐる事件が作品を貫いているが、清二、民雄、和也が命じられた任務の遂行は、世相をたどった戦後史であり、時代ごとに変化を遂げていった警察史であり、世間を騒然とさせた重大事件をあつかう犯罪史であり、かつ安城一家三代の家族史である。

本書で私は、単にスケールの大きな大河小説にとどまらない「警官の血」を受け継ぐということの矜持と、リアルに描写されたその時代時代を生きた彼らの警察官人生に思いを馳せた。



終戦後から現代まで3代にわたる警官の人生を世相を交えいろいろなエピソードを交えながら綴った一大叙事詩。

しっかりした、揺るぎのない文体が快感であり、最後の最後まで一気に読ませてくれる。

数々の謎も最後でないと解けないと言う見事な展開。

さすが数々の賞に輝いた作品である。

 
数々の苦難にあいながらも、主人公3代が自分の人生に、仕事に真摯に立ち向かう姿には本当に感動する。

勇気づけられる。

普段文句ばかり言っている自分が恥ずかしくなってしまう。
 
下巻最後エピローグでの和也を描いたところは涙が出るほど感動的である。



今、是非ともお勧めする小説、本当に名作!


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ラベル:佐々木 譲
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★2010年「このミステリーがすごい」第10位:『秋季限定栗きんとん事件』 米澤穂信(著)

『秋季限定栗きんとん事件』米澤穂信(著)

このミステリーがおもしろい。このミステリーが面白い。

米澤穂信おすすめミステリー小説、お奨めの米澤穂信のミステリー小説。米澤穂信の名作ミステリーの面白い作品。

おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『秋季限定栗きんとん事件』米澤穂信(著)だ。


2010年「このミステリーがすごい」第10位。


■米澤 穂信

1978年岐阜県生まれ。
2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。


「タイトル」につられて本書を甘く見てはいけない。

しっかり、本格ミステリーなのだ。


あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。

学校中を二人で巡った文化祭。

夜風がちょっと寒かったクリスマス。

お正月には揃って初詣。

ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。

―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。


待ちに待った小市民シリーズの最新刊です。
 
「春季限定いちごタルト事件」「夏季限定トロピカルパフェ事件」から続くこのシリーズは、高校一年生の二人、小鳩常悟朗と小佐内ゆきの二人が、さまざまな事件を一般の人には目立たないようにさりげなく解き明かしていくというもので、二人の偽装ぶりとキャラクターが魅力的でした。

天才的な謎解き能力をもつ小鳩、彼に勝るとも劣らない知力と復讐への暗い欲望をうちに秘めつつも外見はまるで中学生のような小佐内ゆき。

どちらも実によく計算されたキャラクターで、特に小佐内ゆきの甘いスイーツへの偏愛と数々の仕込みは超絶的に破壊力がありました。


今まで小鳩君による一人称(そうでない部分もありましたが)で進行されてきましたが今回はもう一人、新キャラの瓜野君という語り手が増えます。

あの夏休みが終わり、二学期。

小鳩常悟朗は一枚のメモを受け取った。

内容は呼び出し。

差出人はクラスメートの仲丸十希子。その用件は――
 

新聞部では問題が起きていた。

一年生の瓜野高彦は学外のネタを学校新聞に載せたいと考えていたが、部長である堂島健吾に反対されていた。

彼にはいいところを見せたい相手がいる。

その相手の名は小山内ゆき。瓜野君は小山内さんにいいところを見せることが出来るのか?!

 
目次を見ると章題に季節が入ってます。

今回一気に時間が進みます。
 
その長い間の小鳩君と小山内さん、そしてその周囲の人々がどう動くのかを楽しみ、そしてどんな結末を迎えるのかと下巻の内容を想像する。

こんな贅沢な楽しみが出来る作品はそうないかと思います。


シリーズ一作目の『春期〜』からずっと小鳩君と小山内さんはセットで動いていたので、彼らが「普通」の人から見るとどう映るのか、あまり気にしてませんでした。

今作は小鳩君の推理癖だとか、小山内さんのスーイツ好きが変に浮いています。

それがなんか新鮮。

彼らがどうして『小市民』を目指そうと思ったのか少し、分かった気がします。

きみも僕も立派な『小市民』だ・・・・・・。


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ラベル:米澤穂信
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