2009年01月27日

おすすめ警察ミステリー「悪果」黒川 博行 (著)

癒着、横領、隠蔽、暴力・・・
日本の警察の暗部を描き出すノワールの傑作!

大阪今里署のマル暴担当刑事・堀内は淇道会が賭場を開いているという情報を掴み、金曜日深夜、賭場に突入し二十八名を現行犯逮捕する。
堀内は、賭場に参加していた学校経営者を経済誌編集・坂辺を使いゆすり始める…


かつてなくリアルに描かれる捜査の実態。
日本警察の真実のなかにあぶりだされる男たちの強烈な光と闇。


舞台は大阪、架空のB級警察署「今里署」。
そこに勤めるノンキャリアの暴犯係の堀内という四十歳の刑事が主人公。
優秀なマル暴の刑事であるが故に地回りのヤクザと関わり、ネタ元という協力者を培養する。
そのためには必要経費を含めて自前で賄うために非合法なシノギに手を染めて行かざるえない。

官僚の中の官僚組織とまで言われる階級重視の警察の中で、出世や昇進を諦めた現場の刑事の葛藤と欲望を綿密な取材と虚構を織り交ぜながら読み手をどんどんと作品に引き込んでいく力はさすがに作家の25年のキャリアを感じさせる。


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posted by ホーライ at 05:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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