2011年01月02日

★2010年「このミステリーがすごい」第10位:『秋季限定栗きんとん事件』 米澤穂信(著)

『秋季限定栗きんとん事件』米澤穂信(著)

このミステリーがおもしろい。このミステリーが面白い。

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おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『秋季限定栗きんとん事件』米澤穂信(著)だ。


2010年「このミステリーがすごい」第10位。


■米澤 穂信

1978年岐阜県生まれ。
2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。


「タイトル」につられて本書を甘く見てはいけない。

しっかり、本格ミステリーなのだ。


あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。

学校中を二人で巡った文化祭。

夜風がちょっと寒かったクリスマス。

お正月には揃って初詣。

ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。

―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。


待ちに待った小市民シリーズの最新刊です。
 
「春季限定いちごタルト事件」「夏季限定トロピカルパフェ事件」から続くこのシリーズは、高校一年生の二人、小鳩常悟朗と小佐内ゆきの二人が、さまざまな事件を一般の人には目立たないようにさりげなく解き明かしていくというもので、二人の偽装ぶりとキャラクターが魅力的でした。

天才的な謎解き能力をもつ小鳩、彼に勝るとも劣らない知力と復讐への暗い欲望をうちに秘めつつも外見はまるで中学生のような小佐内ゆき。

どちらも実によく計算されたキャラクターで、特に小佐内ゆきの甘いスイーツへの偏愛と数々の仕込みは超絶的に破壊力がありました。


今まで小鳩君による一人称(そうでない部分もありましたが)で進行されてきましたが今回はもう一人、新キャラの瓜野君という語り手が増えます。

あの夏休みが終わり、二学期。

小鳩常悟朗は一枚のメモを受け取った。

内容は呼び出し。

差出人はクラスメートの仲丸十希子。その用件は――
 

新聞部では問題が起きていた。

一年生の瓜野高彦は学外のネタを学校新聞に載せたいと考えていたが、部長である堂島健吾に反対されていた。

彼にはいいところを見せたい相手がいる。

その相手の名は小山内ゆき。瓜野君は小山内さんにいいところを見せることが出来るのか?!

 
目次を見ると章題に季節が入ってます。

今回一気に時間が進みます。
 
その長い間の小鳩君と小山内さん、そしてその周囲の人々がどう動くのかを楽しみ、そしてどんな結末を迎えるのかと下巻の内容を想像する。

こんな贅沢な楽しみが出来る作品はそうないかと思います。


シリーズ一作目の『春期〜』からずっと小鳩君と小山内さんはセットで動いていたので、彼らが「普通」の人から見るとどう映るのか、あまり気にしてませんでした。

今作は小鳩君の推理癖だとか、小山内さんのスーイツ好きが変に浮いています。

それがなんか新鮮。

彼らがどうして『小市民』を目指そうと思ったのか少し、分かった気がします。

きみも僕も立派な『小市民』だ・・・・・・。


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ラベル:米澤穂信
posted by ホーライ at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年ベストミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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