2011年01月02日

★2008年「このミステリーがすごい」第1位:『警官の血』佐々木 譲(著)

佐々木 譲おすすめミステリー小説、お奨めの佐々木 譲のミステリー小説。佐々木 譲の名作ミステリーの面白い作品。

おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『警官の血』佐々木 譲(著)だ。


2008年「このミステリーがすごい」第1位。

「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第3位


佐々木 譲

1950(昭和25)年、北海道生れ。
札幌月寒高校卒。
本田技研勤務を経てフリーに。

’79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。

’90(平成2)年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。

2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞



昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。

人情味溢れる駐在だった。

だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。

その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。

だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。

大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。

三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。



戦後間もない東京であっさり警察官に採用された初代安城清二。

彼はふたつの未解決事件、つまり昭和23年、上野公園の不忍池で殺された若い男娼の事件と、28年の谷中のまだ少年の国鉄職員殺人事件に何か共通するものを感じ、独自に調査をしていた。

しかし、32年、自らが勤務する駐在所に隣接する天王寺の五重塔が炎上した夜、持ち場を離れて跨線橋から転落し、轢死した。

清二が謎の死をとげるまでの第一部から、その息子である民雄もまた警察官となるものの、公安部から北大の過激派グループへの潜入を命じられ、赤軍派による大菩薩峠事件にかかわった後、精神を病んで、父と同じ駐在所勤務となり、父の死の真相に肉薄しながら殉職する第二部、そして民雄の息子の和也もまた、安城家で三代目の警察官となる第三部へと続く。

それぞれの部では、一家三代それぞれの読み応え充分の独立した数々の事件・エピソードも語られるが、縦軸となるのは清二の死の謎と、彼が追いかけたふたつの未解決事件なのである。

三代60年の歳月をかけて、和也が辿りついた祖父と父の死に隠されていた衝撃的な事情とは・・・。


本書は、初代の死をめぐる事件が作品を貫いているが、清二、民雄、和也が命じられた任務の遂行は、世相をたどった戦後史であり、時代ごとに変化を遂げていった警察史であり、世間を騒然とさせた重大事件をあつかう犯罪史であり、かつ安城一家三代の家族史である。

本書で私は、単にスケールの大きな大河小説にとどまらない「警官の血」を受け継ぐということの矜持と、リアルに描写されたその時代時代を生きた彼らの警察官人生に思いを馳せた。



終戦後から現代まで3代にわたる警官の人生を世相を交えいろいろなエピソードを交えながら綴った一大叙事詩。

しっかりした、揺るぎのない文体が快感であり、最後の最後まで一気に読ませてくれる。

数々の謎も最後でないと解けないと言う見事な展開。

さすが数々の賞に輝いた作品である。

 
数々の苦難にあいながらも、主人公3代が自分の人生に、仕事に真摯に立ち向かう姿には本当に感動する。

勇気づけられる。

普段文句ばかり言っている自分が恥ずかしくなってしまう。
 
下巻最後エピローグでの和也を描いたところは涙が出るほど感動的である。



今、是非ともお勧めする小説、本当に名作!


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ラベル:佐々木 譲
posted by ホーライ at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年ベストミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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