それが、つい先日、何かのきっかけで購入。(何がきっかけだったのか思い出せない。)
これが、一発で「はまった」!
面白い!
読み始めてから知ったのですが、この作品は「第1回メフィスト賞」を受賞して
いるけれど、そもそも、このメフィスト賞は、この『すベてがFになる』に賞を
与えたいために、講談社が作った賞。・・・・すごいよね。
この『すベてがFになる』シリーズは「理系ミステリィ」と称されている。
何が理系かというと、色々と解釈があるようだけど、まぁ、確かに、という感じ。
主人公は二人いて、読んでいて「シャーロック・ホームズ」シリーズを思い出した。
まず主人公のひとりはN大学(名古屋大を想定)の建築学科の助教授「犀川創平」。
この犀川創平が「いやいや」探偵役をやる。
そしてもうひとりの主人公が同じN大の学生「西之園萌絵」。
この西之園萌絵は純粋培養の超お嬢様(何しろ、執事つきの生活をおくっている。)
犀川創平がシャーロック・ホームズで、西之園萌絵がワトソン博士、という感じ。
犀川創平は発生する難事件には、全く興味がない。
しかし、西之園萌絵が犀川創平を犯罪捜査に巻き込んでいく。
密室事件はよくミステリィにあるけれど、そもそも「何故、犯人はわざわざ密室にする
必要があるの?」というのがあるよね。
普通のミステリィ小説ではトリックのためのトリックという感じだ。
でも、この『すベてがFになる』シリーズでは、その密室の必然性も極めて、理論整然と
リアリスティックに解説される。
この密室のトリックを犀川創平が解いていくのだが、犀川創平は犯人探しにも殺人の動機に
ついても、全く興味が無い。(時には、真実さえ隠す。)
ここが面白い。
さらに、このシリーズに出てくる多くのキャラも大好きだ。
まるで「女性のような男性」にしか見えない「女性」講師の国枝桃子のクールさ、とか。
助教授の犀川創平と学生の西之園萌絵の「恋愛」関係も気になりながら、シリーズは進む。
『すベてがFになる』に始まる犀川創平と西之園萌絵のS&Mシリーズは全部で10作品あるが、
僕は3冊を読んだところで「これは間違いない」と残り7冊をいっきに買った。
今、6作目の「幻惑の死と使途」を読んでいるところ。
作品中にぼそっと犀川創平がはきだす「意味なしジョーク」も僕のツボにはまっています。
作者は実際に名古屋大の助教授で、なんと3か月に1冊のペースで作品を出していた。
これまた、驚異!
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